最近耳にする「AGA」ってなに?
「AGA」とは「Androgenetic Alopecia」を略したものです。
和訳すると「男性型脱毛症」「壮年性脱毛症」と呼ばれ、主に頭頂部の毛が薄くなったり、生え際が後退していく進行性のある疾患で、成人男性に多く見られる脱毛タイプのことを言います。
「AGA」の治療法には…
「プロペシア」を用いる飲み薬による治療。
「ミノキシジル・塩化カルプロニウム」の塗り薬による治療。
「ミノキシジル」の注射による治療。
「プロペシア」は、
前立腺肥大や前立腺がんの治療薬として開発されましたが、その副作用として異常な発毛が認められた為、発毛剤として研究されたものです。
「プロペシアの副作用」は、
男性ホルモンの働きをコントロールする薬なので、勃起力の低下(ED)・性欲の減退・精液の量の減少などの、性機能に関する症状が出る方がいます。
「ミノキシジル」は、
アメリカで血管拡張剤として処方したところ「副作用で毛が濃くなった」と言う報告があり、現在発毛剤として商品化されています。
「ミノキシジルの副作用」は、
血圧低下・頭痛・胸痛・心拍数増加・めまい・浮腫などの症状が出る方がいます。
安全性に関しての私個人の考えとしましては、薬による力で発毛させている、又は症状を抑えているだけであって、それらの薬を止めた時の事や副作用の事を考えると、あまりお勧めできるものではないと思います。
しかし、人それぞれ価値観などが違いますので、自分自身でよく考えて薬の治療は行ってほしいと思います。