はじめに・・・
この『小冊子』を、お読みのあなたは…
最近…
「髪の毛の傷みがひどくて…」
「頭を洗った後すぐ痒くなって…」
「髪の毛にコシがなくなって…」
「髪の毛が細くなって…」
「薄くなった気がして…」
「抜け毛がひどくて…」
など…
髪の毛に対して、このようなトラブルを感じてはいませんか?
これらのすべての原因が、あなたが毎日使っているシャンプーが関わっているとしたら…
「あなたはどうしますか?」
「まさか、そんなことがあるわけがない…」
と、思った方が多いのではないでしょうか?
それは当然なことです。
正直、私もこの話を知る前は、あなたと同じ事を思ったのですから…
しかし、残念ながら本当のことなのです。
今から、そのことに関して簡単に分かりやすく、お話をしていきたいと思います。
現時点で、疑っていても結構です。
でも、せっかくこの『小冊子』を手にしたのですから、騙されたと思ってまずは読んでみてください。
この『小冊子』をすべて読み終えたとき…
◦悪いシャンプーの危険性
◦悪いシャンプーはどんなシャンプー?
◦良いシャンプーはどんなシャンプー?
など…
最低でもこの3つの事を、あなたにお教えいたします。
私はこの『小冊子』の読者の方に、綺麗な髪の毛を取り戻してもらうお手伝いが出来れば、よいと思っています。
第1章 シャンプーの危険性
①シャンプーって…?
シャンプーという言葉を調べると『髪の毛や頭皮を洗う洗剤』と言う答えが出てきます。
または、洗髪自体を『シャンプー』または『シャンプーをする』とも言います。
では、このシャンプーという言葉は「一体いつからあるのでしょう?」
シャンプーという言葉が、日本に登場したのは「昭和初期」くらいだと言われています。
大昔の日本人は「髪の毛を水で洗う」という文化は無かったようなのです。
髪の毛を水で洗うようになったのは「江戸時代」。
その当時でも、石鹸は使わず「ふのり・うどん粉・粘土」などを使い、1ヶ月に1回程度しか髪の毛を洗わなかったそうです。
一般的に石鹸を使い始めたのは「明治中期」。
身体と一緒に「石鹸」で髪の毛を洗っていました。
昭和初期に「シャンプー」が発売されたのですが、当時のシャンプーは粉末でとても高価なものだったそうです。
昭和30年くらいになって、一般的にシャンプーが使われだし「粉末は使いにくい」という声が多くなり、現在皆様が使っている「液体シャンプー」が開発されました。
このようにシャンプーの歴史を見ると、人類の歴史から比べれば、たったの50年という浅い歴史に過ぎないのです。
ちなみに「リンス・コンディショナー・トリートメント」などは、シャンプーの歴史よりずっと浅いことはお分かりだと思います。
これらの事だけ考えると、シャンプーやリンスなどをしなくても「髪の毛は抜けたり、痛んだりしない」と言うことが分かると思います。
もし、髪の毛を毎日洗わなければ「髪の毛が抜ける・傷む」と言うのであれば、昭和の時代になるまでに、日本人の髪の毛は無くなっていたのではないでしょうか。
しかし、今の時代に髪の毛を洗うと言う行為は、身だしなみの1つとして必要不可欠なものになっています。
昔のように、髪の毛を洗わないということは現実的に無理なことですよね。
それではここで、シャンプーは何から出来ているのかを、簡単にお話したいと思います。
シャンプーは…
水・・・・・・・約70%
洗浄成分・・・・約30%
添加物など・・・数%
で、出来ています。
『水』は、皆様も分かると思います。
『洗浄成分』は、泡を立てる為の成分です。
この泡が、髪の毛や頭皮の汚れを落としてくれるのです。
『添加物』は、香料・色素・保存料などです。
「香料」とは、シャンプーの香りの原料です。
「色素」とは、シャンプー液の色の原料です。
「保存料」とは、シャンプーが何らかの作用によって変化して、製品として成り立たなくなってしまう事を防ぐ為に使う物質です。
これらの成分の中に、髪の毛や頭皮に悪影響を及ぼしてしまうものが入ってしまっているのです。
それでは次に、どの成分が髪の毛や頭皮に悪影響を及ぼしてしまうのかをお話したいと思います。
②えっ!シャンプーにそんなものが…
髪の毛の傷みの原因には、パーマ・ヘアカラー・ドライヤーなどが一般的に挙げられます。
確かに「パーマ・ヘアカラーの薬剤による傷み」や「ドライヤーのかけすぎの為に起こる熱による傷み」はあります。
しかし、そのデリケートになった髪の毛に、傷みの拍車をかけてしまっているのが、シャンプーなのです。
ではシャンプーの中の、何が髪の毛の傷みの原因になっているのでしょう?
先ほどお話したように、シャンプーには泡を立てる成分、つまり「洗浄成分」が入っています。
この洗浄成分に「界面活性剤」というものが使われていることは、皆さんもご存知だと思います。
市販されているほとんどのシャンプーには、この界面活性剤に『石油を原料とした合成界面活性剤』が使われているのが現状です。
『合成界面活性剤』は、特に危険とされています。
では、この合成界面活性剤は、どのような危険性を持っているのかをお話いたします。
合成界面活性剤の危険性は…
『高い毒性・高い浸透性・高い残留性』 といった3つの性質を持っていることです。
まず「毒性」についてですが…
合成界面活性剤は「タンパク質を壊す」という性質を持っています。
ネズミなどの皮膚に、この合成界面活性剤を塗っておくと、数日で皮膚が荒れてかぶれてしまい、中には死んでしまうネズミがでるのも事実です。
人体にも「肌荒れ・湿疹・かぶれ・アトピーなど」とても大きな影響が出ています。
次に「浸透性」についてですが…
合成界面活性剤は、有害な物質から守ってくれている人間の皮膚の「皮膚膜やバリヤゾーン」を破って、体内に簡単に入り込んでしまう性質を持っています。
その結果、血液中にも入り込んでしまい身体全身に運ばれてしまうのです。
妊婦中の方の、お腹の赤ちゃんを包んでいる羊水が「シャンプー・リンス・ボディシャンプーの臭いがする」と言うような話が出てきているほどなのです。
最後に「残留性」についてですが…
合成界面活性剤は、体内に吸収されると肝臓でも分解することが困難で「肝臓障害や発ガン性もある」ということも言われています。
また、ボディーシャンプーにも合成界面活性剤は入っていますから、吸収しやすい性器などから浸透して、長年わたり蓄積され「精力減退・精子減少・不妊・子宮の疾患などの症状が表れる」とも言われだしているのです。
では、このような危険性が非常に強い合成界面活性剤が…
「髪の毛にどのような影響を与えているのでしょうか?」
じつは、髪の毛を作る為の頭皮の環境を、とても悪くしてしまっているのです。
つまり、髪の毛を作る為の細胞を汚染してしまい、壊してしまうのです。
その結果「髪の毛が細くなったり、抜け毛・薄毛」の原因の1つになってしまっているのです。
また、タンパク質を壊してしまう性質を持っていますから、キューティクルを損傷させ、「髪の毛の傷みや切れ毛」の原因にもなっています。
次に、シャンプーで問題とされているのは、シャンプーの中に入っている『添加物』です。
まず、「香料」についてお話しいたします。
香料には「合成香料」と「天然香料」があります。
ほとんどの、市販されているシャンプーには「合成香料」が使われています。
この合成香料も「石油が原料」なので、その毒性は合成界面活性剤にも匹敵するとされており、アレルギーの原因の1つにも挙げられています。
次に、「色素」についてお話いたします。
色素にも「合成の色素」と「天然の色素」があります。
合成の色素は『タール色素』とも言われ、石油製品を原料に化学合成して作られたものです。
この色素も、発ガン性や催奇形性(胎児に奇形を起こす性質のこと)の疑いなど、安全性に問題があると言われています。
特に「赤色○号・青色○・黄色○号」などのタール色素は、発ガン性物質なので要注意です。
この色素は、食品では既に使用を禁止されていますが「石鹸・シャンプー・化粧品」などには、まだ使われています。
余談になりますが、口に直接入り込む「口紅」の着色料として、タール色素は使われています。
昨今、「不妊症・乳ガン・子宮ガン・子宮内膜症の女性が増えているのは無関係ではない」とも言われだしています。
次は、「保存料」のお話です。
保存料には『防腐剤・抗菌剤・酸化防止剤』などがあります。
製品の中に空気に触れたりして、酸化しやすい物質が入っている場合に、その酸化などを防ぐ為に「酸化防止剤」を使います。
また、製品の中に腐りやすい物質が入っている場合や、雑菌などで腐ることを防ぐ場合などに「防腐剤・抗菌剤」を使います。
この保存料については、シャンプーなどの化粧品に多少でも入れない限り、製品として発売することは「無理」と言ってもいい物質です。
しかし、これらの保存料も肌のトラブルの原因でもある「合成の保存料」が数多く存在しているのです。
また、シャンプーの約70%を占めている『水』に関しても、「きちんと処理をした水を使っているのだろうか?」と疑問を持ってしまうのは私だけでしょうか。
今まで簡単にお話してきたように、あなたが毎日使っているシャンプーの中身(成分)を調べると、このような危険性を持っている物ばかりなのです。
「どうですか?」
「怖くなりませんか?」
ではどうして、このような危険と判っている成分を使い「メーカー側は、製品を作るのだろうか?」 また、危険と判っているなら 「TVなどで、問題にしないのだろうか?」
このような疑問を、あなたも持ったと思います。
じつは、これには理由があるのです。
第2章 メーカー(企業)の実態
1987年に、流行語大賞に選ばれた「朝シャン」と言う言葉は皆様もご存知だと思います。
実は、これは「広告・テレビCM」などを使ってメーカー側が仕掛けた戦略の1つなのです。
また最近は、有名芸能人をCMなどで使っているメーカーが目立ちます。
このように、メーカーは多額の宣伝費を使い、自社製品をアピールしているのですから、単価が安いシャンプーから少しでも利益を上げることを考えています。
そのため「シャンプーの原価をなるべく下げよう」という企業努力をしているのです。
そこで、安く作ることが出来る「石油を原料とした成分」を使うしかないのです。
天然素材でシャンプーを作ろうとすると、コストも掛かりますし、時間(手間)も掛かってしまうのです。
これは実際に「シャンプー作り」を体験した、私が言うのですから間違いはありません。
私は、2007年に日本発毛協会主催の 「シャンプー作成体験セミナー」に参加しました。
このセミナーの中で「天然素材のシャンプー」と「石油原料のシャンプー」 この2つのシャンプーを実際に作ってみたのです。
まずそこで、私が1番に感じたことは…
「洗浄成分を作る為の、素材の量が明らかに違う」 ということです。
いくつもの成分を混ぜて作る「天然素材のシャンプー」に対し、「石油原料のシャンプー」は1つか2つ入れれば、簡単に「洗浄成分」が出来てしまうのです。
実際にシャンプーを作ってみると…
「天然素材のシャンプー」に比べ「石油原料のシャンプー」の方が、時間が掛からず簡単に作ることが出来たのです。
「では、コストの方はどうなのでしょう?」
天然素材の原料は「抽出」するのに時間が掛かりますし、1つの素材から「抽出」できる量が決まってしまいます。
しかし、石油で出来た原料は大量生産が出来るのです。
つまり、これらの事を考えれば「労力・お金」ともに、石油を原料にシャンプーを作った方が「かなりのコストダウンになる」と言うことは誰にでも判ることだと思います。
それでは次に、人体に危険だと判っていながら…
「TVなどで、なぜ問題にしないのだろうか?」
じつは…
「問題にしない」のではなくて「問題に出来ない」のです。
NHKを省いた他の民放のTV局は、CMなどのスポンサーにより成り立っています。
何処のTV局も、シャンプーなどの化粧品を販売している企業がスポンサーとして入っているのです。
そうなると、TV局も商売としてやっているのですから、自分の会社の「お得意さん」が不利になることは、決してTVで放送できる訳がないのです。
つまり、もし知っていても目をつぶるしかないのです。
また、国(厚生省)のほうで「使っても良い」という原料なのですから、問題にする必要もなくなってしまうのです。
これは、シャンプーなどの化粧品だけに限られたことではなく、私たちの「食生活にも大きな問題」となっているのです。
「私の願い」としましては…
国のほうで「人体に危険性のある成分」を、もう少し厳しく取り締まってほしいものです。
そして次は、メーカー側の戦略により、私たちの頭皮や髪の毛が「危険にさらされている」と言うことをお話いたします。
先ほど「朝シャン」がメーカーの戦略だとお話しましたが、この朝シャンの為に「皮脂」が異常に多く出てしまう方がいるのです。
実は、合成界面活性剤は汚れを落とすことに関しては、とても効果的な成分です。
しかし、その強い洗浄力のために「頭皮や髪の毛に必要な皮脂」まで綺麗に落としてしまうのです。
頭皮や髪の毛に皮脂がなくなると、皮膚内の自律神経は「皮脂を出せ」と脳に指令を出して皮脂を出させます。
そして、皮脂の量が充分になると「皮脂を止めろ」と脳に指令を出して皮脂を止めるのです。
実は、このシステムが「朝シャン」や「合成界面活性剤の強い洗浄力」などのために狂ってしまい、皮膚内の自律神経が異常をきたしてしまいます。
その結果、皮脂が出過ぎても止めることが出来ずに、頭皮や髪の毛がベトベトになってしまうことが起きるのです。
また、「リンス・コンディショナー・トリートメント」もメーカー側の「戦略の1つ」と言ってもいいでしょう。
それではここで、それぞれの役割をお教えいたします。
「リンス」は、洗った後の髪の毛どうしの摩擦やパサつきを抑えるために、髪の毛の表面をコートするものです。
「コンディショナー」は、メーカーによって曖昧な点はありますが、リンスとほぼ同じ働きを持つものです。
「トリートメント」は、リンスやコンディショナーに比べて、さらに髪の毛の内部に成分を浸透させ、髪の毛に「油分・水分・タンパク質」などを補うものです。
これらを読むと「とても髪の毛に良いものだ」と思ってしまいますが、実はこれらのものすべてにも今までお話してきた「石油を原料とした成分」が大量に入ってしまっているのです。
つまり、メーカー側は「シャンプー」で髪の毛を傷ませておいて、髪の毛や身体に危険性がある「リンス・コンディショナー・トリートメント」も私達に買わせているのです。
第3章 私もシャンプーの被害者だった…
ここまで、石油原料のシャンプーの「怖さ・危険性」についてお話をしてきました。
じつは私も、この「石油原料のシャンプー」に悩まされた1人なのです。
私の仕事は、理容師です。
専門学校を卒業し、お店に就職して最初に教えてもらえる仕事といえば「シャンプー」です。
これは、美容師の方も同じだと思います。
1日に数十人ものお客様の頭を、休む間もなく洗い続けるのです。
その結果、1番に悩まされることは「酷い手荒れ」
私の場合、冬場になると手の皮が剥ける程度では済まされなかったのです。
「どのようになってしまうのか?」と言うと、じゃんけんで「グー」が出せなくなるのです。
「なにそれ?」
と思われるかと思いますが…
つまり、じゃんけんで「グー」を出すというのは、「握りこぶし」を作ることです。
「握りこぶし」を作るときに、指の関節のすべてのシワはピンと張る状態になります。
このとき、それらの関節のシワが「ブチッ」と音を立てて裂けてしまい、手が血だらけになるのです。
私の皮膚は、決してデリケートではなく、逆に言えば丈夫な方です。
しかし、このころの私の手は「ひび割れ・あかぎれ」などが酷く、男でも「人前で手を見せることが恥ずかしい」くらいでした。
これは、私たち理美容師が1度は経験することなのです。
しかし、先ほどもお話したように、私の皮膚は丈夫な方だったので、今でも理容師として仕事を続けることが出来ていますが…
実際に「皮膚がデリケート」だった為に、このシャンプーによる手荒れが原因で「理美容師になる夢」を捨てていった方が数多くいるのです。
そのころの私には、知識がありませんでしたから「どのシャンプーを使っても手荒れは仕方ない」と諦めていました。
「でも、今は違います」
良いシャンプーを使えば、絶対に「手荒れ・肌荒れ」は、起きることは無いのです。
このことを教えてくれた「故・鶴巻博士」には、私はとても感謝をしています。
そして、鶴巻博士が教えてくれた『シャンプーの危険性』を1人でも多くの方に知ってほしいのです。
それでは、第4章では「どのようなシャンプーを選べばよいのか?」 をお話いたします。
第4章 良いシャンプー選び
まず、あなたが現在使っているシャンプーは『何を基準に選んでいましたか?』
「ブランド」
「香り」
「髪の仕上がり」
「有名人が使っているから…」
「口コミで流行っているから…」
「安いから…」
など…選ぶ理由は人それぞれかと思います。
しかし、ここまで私の小冊子をお読みになっていただけたあなたでしたら、もう上記の理由でシャンプーを選ぶことが怖くなっているかと思います。
では、「どのようにして選んだら良いのか?」ですが…
まず、シャンプーの裏側に書いてある『成分表示』を見るようにしてください。
シャンプーなどの液体状の商品の場合、1番最初に書いてあるものは「水」だと思います。
次に書いてある幾つかの成分が「洗浄成分」ですから、ここに界面活性剤が書いてあります。
この成分の表示の仕方は「製品の中で使用量の多い成分の順番」に、記載されています。
(1%未満は順不同で記載)
それではここで「要注意の合成界面活性剤の成分」を幾つか挙げてみたいと思います。
『要注意の合成界面活性剤の成分一例』
・ラウリル硫酸Na
・ラウレス硫酸Na
・ラウリル硫酸アンモニウム
・ラウレス硫酸アンモニウム
・ラウレス硫酸TEA
・ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩
・トリエタノールアミン
・スルホン酸Na
・キシレンスルホン酸アンモニウム
・パレスー3硫酸Na
・パレスー3硫酸アンモニウム
・アルキルエーテル硫酸ナトリウム
これらはごく一部です。
他にもたくさんの合成界面活性剤はあります。
まずは、これらの成分がシャンプーに入っていないかを、調べることが大切です。
では、どのような界面活性剤が安心できるのでしょう。
それは『天然素材で作られた界面活性剤』です。
・ コカミドプロピルベタイン(ヤシ油)
・ オレフィンスルホン酸Na(ヤシ油)
・ ココイル加水分解コラーゲンK(ヤシ油)
・ パーム核脂肪酸アミドDEA(パーム核油)
・ ココイルグルタミン酸TEA(ヤシ油)
・ デシルグルコシド(コーン油)
・ オレイン酸グリセル(ひまわり油)
他にもありますが、これらの成分が「安心できる界面活性剤」です。
次に「添加物」についてですが…
添加物の中で「植物抽出エキスやケラチン・コラーゲン」など、髪の毛や頭皮に良いものはたくさんあります。
ただ、私たち消費者が注意しなくてはいけないことは「植物性・植物配合」などの言葉です。
これらの言葉だけを見ると、すべて天然素材で出来ているように思えますが、100%石油を原料としたシャンプーに、1滴だけ植物成分を入れただけでも、このような言葉を書くメーカーは少なくないのです。
次に、「添加物」で注意してほしいのは…
第1章でお話した「香料・色素・保存料」です。
それでは「香料」についてですが…
香料などの成分は、天然のものであってもそうでなくても、「香料」という同じ名称で表示することになっています。
こだわりの香料の成分を入れているメーカーにとっては、実に不利に出来ているのです。
「では、どのように見分けたら良いのでしょう?」
実は「天然の香料」は「合成の香料」に比べ、香りが持たないと言うことです。
つまり、ドライヤーなどで乾かした時、いつまでたっても香りが残っているものは、合成の香料だと思っていただいて間違いではありません。
次に「色素」についてですが…
先ほどお話したように色素には「天然の色素」はありますが、シャンプー液に色をつけるときには、「ほとんど」と言っても良いほどタール色素を使用しています。
シャンプー液は「色がついてないもの」を選びましょう。
最後に「保存料」についてですが…
第1章の「保存料」のところで少しお話したように、化粧品の認可上、重要なことの一つに「品質の安定」があります。
この安定の目的のために、様々な保存料などを使用し一定の品質を保っています。
しかし、これらも「身体や髪の毛の安全性」からすると、要注意項目です。
シャンプーの場合、お風呂場などのカビや雑菌が繁殖しやすい場所に置きっ放しにしているのに…
「腐らずに何ヶ月も使えるのは何故か…?」
このことを考えると…
「保存料が大量にシャンプーに入っている」
「シャンプーが、腐らない化学合成物質で出来ている」
この2つの可能性が「とても高い」という事がよく分かると思います。
少し面倒なのかもしれませんが「保管の仕方・状態」がうるさい商品のほうが、安全なのかもしれません。
予備知識として、シャンプーの約70%を占めている「水」についてですが…
「水道水、精製水、純水」など、メーカーによって使用されている種類は若干異なります。
この水も、香料と同じで表示名はすべて「水」です。
コストダウンや大量生産を考えたとき「どのような水を使っているのか?」 非常に疑問に思います。
「シャンプー選び」をする際に…
全成分表示を見て、すべてを把握するのは非常に困難です。
したがって、今まで私がお話したことを理解し、自分なりの基準で「確かで安全な商品」を選ぶことが大切になってきます。
また、「ネット・雑誌等の通信販売」で成分表示を掲載してないケースが多々あります。
買ってから後悔しないように、購入前にしっかりと成分を聞くことをお勧めいたします。
第5章 「天然素材のシャンプー」を使った方の喜びの声
37歳(男性)
初めてシャンプーの怖さを教えてもらったのは、私が抜け毛の相談に行ったときでした。
シャンプーも、抜け毛の原因の1つと言う言葉を聴き、半信半疑で使ってみましたが、使い始めて数ヶ月で抜け毛の量もだいぶ減りました。
天然素材のシャンプーを使い出して、7年になりますが「あのまま市販のシャンプーを使っていたら…」と考えると怖くなります。
今ではもう、市販のシャンプーを使うことは怖くて出来ません。
75歳(女性)
年々髪の毛が細くなり、パーマや毛染めのせいで髪がとても傷んでおりましたが、天然素材のシャンプーに変えてから、傷みも減り髪にコシが出たような気がします。
24歳(男性)
ペタンとしちゃう毛なのに、なんだか分からないけどセットがしやすくなった。
超イイ感じのシャンプーです。
49歳(女性)
白髪が目立つのが嫌で、月に1回白髪染めをしていた為に髪がとても傷んでいました。
天然素材のシャンプーを使い始めてから、傷みがだいぶ無くなり、髪にツヤが出てきたような気がするのは気のせいでしょうか?
40歳(男性)
毎年、冬になるとアトピーが酷くなるのですが、天然素材のシャンプーを使い始めた今年の冬は、カユミがなくなりいつもと違うことにびっくりしました。
30歳(男性)
抜け毛予防のために、天然素材のシャンプーを使っているのですが、ある時に子供用のシャンプーが無くなったので、このシャンプーを子供に使ってみると、シャンプーするのが嫌いな子供が、シャンプーが目にしみないらしく、嫌がらないようになりました。
でも、それから黙って私のシャンプーを使われるので困っています。
※数多くある「喜びの声」の中から、一部だけを掲載させて頂きました。
今回、掲載させて頂いた方ご協力ありがとうございました。
おわりに・・・
少しでも多くの方に「現在のシャンプーの危険性を知っていただきたい」 と思い、この小冊子を一生懸命書きました。
「読んでみて、いかがでしたでしょうか?」
文章が下手な為、判りにくいところが多々あったかと思いますが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
この「小冊子についての感想」などがありましたら、お聞かせ頂けたらとてもうれしく思います。
最後になりますが…
シャンプーは「赤ちゃんからお年寄り」まで毎日使うものです。
良いものを選び「健康な髪の毛と地肌」を取り戻してください。
また、シャンプーだけに限らず「良いものを自分で選べる目」を養ってください。
これから先(将来)、あなたが後悔しないように・・・
毛髪蘇生士 永嶋宏教