私は、自営で床屋をやっています。
男性や女性・外国人、色々な方が私のお店に来店してくれています。
十数年前に、何年も前から日本に来て仕事をしているパキスタンの男性の方(30代)が…
「最近、髪の毛が薄くなっちゃって…」
「日本に一緒に来た友達も同じく…」
「日本に住むと髪の毛が薄くなるみたい」
このように、とても興味深い事を私に言ってきました。
「パキスタンではどうなの?」
と聞いてみると、若いうちに髪の毛が薄くなる人は、その頃は滅多にいなかったそうです。
「日本では、どうだろうか?」
若い方の脱毛症、円形脱毛症や全頭脱毛症など、近年とても増えているのではないでしょうか。
「いったい、今の日本とは何が違うのだろうか?」
「気候?」「水?」「食べ物?」「性格?」「生活?」など…。
どれをとっても、日本とは違うのかもしれません。
「では、他の国の人達はどうなのだろうか?」
確かに脱毛症の方が、ほとんど居ない所があります。
それは、アフリカなどのジャングルで暮らしている人達です。
あなたも、TVなどで見た事はありませんか?
髪の毛が薄いのは、老人だけではないでしょうか。
「では、その人達はどんな生活を送っているのでしょう」
◦気候は…暑いけれど、湿気があまりない。
◦睡眠は…明るくなったら起きて、暗くなったら寝る。
◦食べ物は…自分で畑を作ったり、狩などで魚や肉を捕る。
◦飲み水は…川や池の水か、ためて置いた雨水。
◦頭や身体は…たまに川や池の水だけで洗う。
など…
日本と違って、ジャングルなどで暮らしている方達は、生活が豊かでも便利でもないのです。
「しかし、このような生活が脱毛症の方には良いのでは…?」
そうです…。
ここに「いくつかのヒント」があるのです。
現在の日本人の生活環境の問題点
「あなたは、いくつ該当する項目がありますか?」
◦お菓子やジュースなどが大好き。
◦レトルト食品などを良く食べる。
◦忙しくて毎日三食たべられない。
◦仕事や遊びなどで睡眠不足になる事が多い。
◦とても疲れやすい。
◦自分は冷え性だと思う。
◦手や足などが浮腫みやすい。
◦運動などはあまりしていない。
◦携帯やパソコンなどをよく使う。
◦職場や対人関係などでストレスがある。
◦シャンプーはあまりこだわらない。
など、他にも色々あるのですが…
「どうでしたか?」
該当してしまう項目が、結構あったかと思います。
この質問の中には、今の日本人の生活がとても便利で、豊かになった為に起こってしまう事…。
また、仕事などが毎日忙しい為に、起こってしまう事がいくつもあります。
「脱毛症とは、まったく関係ないのでは?」
と、思う方が居るかと思いますが…
じつは、とても大切で密接に関係しているのです。
これらの内容に関しては、このホームページの
「髪の毛の生成・成長のシステム」
「脱毛の三大要因」
「発毛を成功させる6つの知識」
を順番にご覧頂ければ、少しは理解して頂けると思います。
感動!本物の「発毛法」との出会い
私がこの「発毛法」に出会い「毛髪蘇生士」になったきっかけをお話したいと思います。
「そんな話はいらん!」という方は、すっ飛ばして次を読んでいただいて大丈夫です。
ここでは、発毛の話はしませんから…
私は、この「発毛法」を知る前に、色々な発毛や育毛の講習会に行っていました。
実際その頃、私は発毛の知識があまりなかったのです。
そこで、たくさんの講師達の話を聞き、発毛や育毛の勉強をしたかったのですが…
しかし、どの講習会に行っても、言う事は必ずと言っていいほど一緒で…
「毛穴に詰まった皮脂が…」
「男性ホルモンが…」
「この育毛剤やシャンプーを使えば、きっと…」
など…。
私も皆さんと一緒で、始めはその言葉をまるっきり信じ、勧められた「育毛剤やシャンプー」などを買ってみました。
実際、私は脱毛していないので、ちょうどその頃「脱毛で悩んでいた友達」に、その買った商品を渡して無料で試しに使ってもらう事にしました。
しかし… 髪の毛は生えてくるどころか、抜ける一方でした。
次に違う講習会に行き、新しい商品を買うと、また友達に試してもらったりして…
結局は「時間とお金と抜け毛」の無駄使いでした。
「もう騙されないぞ!」
その頃から少しずつ、私は発毛や育毛の講習会には行かなくなりました。
そんな時、ちょっとした知り合いの方に…
「本当に髪の毛が生える、凄い発毛の講習会が東京でやるから…」と誘われました。
「どうせまた、いつもと同じだろう…」
と思ったのですが、少しの興味と期待があったため、その講習会に行ってみる事にしました。
「今までの講習会と同じような話だったら、時間の無駄だから絶対途中で抜け出そう…」
と、心の中で思いながら・・・・ (これは、平成7年の頃のお話です)
当日、会場に着き、少しすると講習会が始まりました。
すると、前に出て話を始めたのはなんと!
パンチパーマをかけてヒゲの生えた、ガラが良いとは言えないオジサン。
話し方は、だいぶ訛っていました。(鶴巻博士です)
「この人が、毛を生やすことができる先生なの!?・・・」
そう思って周りを見てみると、周りにいる関係者の方達も、なんか凄く怪しく見えました。
しかし…
その不安は数分で消え、感動に変わりました。
それは、発毛の話が今までとはまったく違うのです。
確かに、今まで聞いてきた事も話しているのですが、まったく違う視点から、髪の毛の事を見ているのです。
その話が、発毛や脱毛との関わりに、とても関係しているので、初めて話を聞いた私は凄く納得をさせられ、その発毛法にとても興味を持ちました。
また、結果写真などもとても豊富で、目を疑う様な写真が数多くあったのを覚えています。
「これは、もしかして本物かも…」
と私は感じました。
私は、すぐに「鶴巻博士の発毛法」の勉強をさせてもらって数ヶ月かけて「毛髪蘇生士」の資格を取りました。
しかし、資格を取ってからがとても大変でした。
私は学生時代、遊びと部活が忙しく、勉強がとても大嫌いでした。
高校入試も、勉強をしないで受けたほどですから…
そんな奴が、発毛の為の色々な勉強をしないといけなかったのです。
でも、今振り返ると…
今は亡き、鶴巻博士が居た本部での「週1回の勉強会」に約2年以上欠かさずに通い、夢中で勉強して苦労した事が、とても懐かしく思います。
あれから…
おかげさまで、様々な脱毛症の方に指導ができ、とても良い結果が出ています。
しかし、今でもまだまだ勉強する事ばかりです。
でも脱毛症の方が、髪の毛が生えたときの喜んでいる顔を見ると…
「この発毛法を勉強して、本当に良かったなぁ」と心から思います。
自然治癒力発毛法とは?
では、今までの話の原点となっている「発毛法」を紹介したいと思います。
それは「自然治癒力発毛法」です。
「なにそれ?」
と思う方がいると思うので…
「自然治癒力発毛法」とは何か?
簡単にお話をしたいと思います。
あなたは「自然治癒力」という力を知っていますか?
転んで膝を擦り剥いた時に、消毒をしたり薬を塗ったりしますが、その消毒液や薬などが傷口を治しているわけではありません。
止血や皮膚の再生は、自分の中に生まれながらにして、持っている「治そう」とする力の働きで、自然に傷口を治しているのです。
このような不思議な力を「自然治癒力」と言います。
(自然治癒力の詳しいことを知りたい方は「
発毛Q&AのQ11」に書いてありますので御覧ください)
しかし、この力が「現在の食や生活環境などの影響」で、弱くなっている方がとても多く見られます。
脱毛症になる方も、この力が弱くなっている事が大きな原因です。
つまり、生えていた毛が抜けた時、毛を生やそうとする力が弱くなって細い毛が生えたり、生えなかったりしてしまうのです。
「自然治癒力発毛法」とは・・・
身体に害を一切与えないあらゆる方法で、自分自身が持っている「自然治癒力」を高め、その力を利用して発毛させる方法です。
結果的に「髪の毛も身体も健康になる発毛法」なのです。
薬などを使うわけでもないので、一切の副作用もありません。
ものすごく簡単に「自然治癒力発毛法」の事を、まとめてしまいましたが、これはほんの表面的なものです。
奥を知れば知るほど、とても難しく複雑な発毛法です。
しかし、髪の毛を生やそうとしている皆さんは、そこまで知らなくてもなんの問題もありません。
ただ、「髪の毛と身体の健康は密接に関係している」ということだけは、覚えておいてください。